教職大学院生まっちゃの雑感

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実録 23年度小学校1学期はじめ

さて小学校での支援員のアルバイトも

ひと月経って自分も落ち着いてきました。

 

支援員のお仕事について

★「昼間、何してるの?」

夜間のコースに通いよくされた質問です。

18時まで昼間がっつり空いています。

 

ここで常勤講師ができそうですが

学校実習があり、不可能です。

 

非常勤講師ならできそうですが…

実習先との交渉のないうちからは

柔軟に動かせないのでやめたほうがいいと。

 

特別支援教育支援員

私は学部の3年生から支援員をしています。

現コースを選んだきっかけでもあります。

 

支援員は、支援の必要な子のそばで

勉強や生活のお手伝いをする仕事です。

教員とは別の立場で学校現場に入りますが、

支援級や担任と連携を取ります。

 

★きっかけ

学部3年の時に大学の事業を活用して

中学校にインターンシップに行きました。

放課後に数学の補習をするというものです。

 

9月〜12月の週1回木曜日に

大学の授業が終わってから向かいました。

アルバイトとして支援員があるのを知り

紹介で小学校へ行きました。

 

別の中学校と兼任していましたが

英語科の補助と別室登校の支援をしてました。

 

★支援員の言うバイトをするとは?

支援員は自治体の予算で動いています。

日/週/年単位で可処分時間も決まっています。

 

なので、好き勝手に働くことはできませんし、

一方的にシフトを組まれることもありません。

 

さらに時給なので年額も既に決まっています。

支援員は市の採用試験を経ていないので

厳密には市職員ではありません。

 

採用とは言わず委嘱と言います。

タイムカードやパソコンもありません。

 

matchspecial.hatenablog.com

 

★22年度の小学校での勤務

大学1年から学童の指導員として

小学校自体には出入りしていました。

 

ただ学童は放課後の保育所なのと

日によって違う学校に行っていたので

1年間・同じ学校の教育活動に

関わるのは去年が初めてのことでした。

 

昨年度のGW明けすぐの着任でした。

結局、372時間働いていました。

 

★去年は持ち時数との戦いだった

去年は特例で時数上限はありませんでした。

でも、途中で「やっぱりなし!」となり

11月辺りから残時数が少なすぎてピンチに。

 

結局2月に今度は消化しきれない量が

投下されたので結局は事なきを得ました。

2.5ヶ月分で250hくらい降ってきたのよね。

 

★去年の関わりの話

普通、支援員に担当学年はありませんが

学校の事情で学年に属する感じになりました。

 

6年生(個別支援)を担当しました。

2学期から6年生の担当は据え置いて

全学年の支援学級に関わる支援をしました。

 

個別支援と支援級の支援は別物で

大変なことばかりでしたがやり切りました。

 

ものすごい大変な年度でしたが、

(その甲斐あってもう何年もいるような気に)

6年生の卒業式にも参加させて頂き

1年間の任期を全うしました。

 

★新年度を迎えて

大学院へ進学したため支援員を継続しました。

同じ学校で2年目を迎えます。

 

心機一転、茶髪にしました。

結構褒められました。ありがとうございます。

 

4月から関わるのはこれが初めてです。

知りたいことが山のようにあります。

・転勤がどうなったのか

・誰が何年生を持ってるのか

・そのクラスに誰がいるのか です。

 

転勤に関しては予想の立つ顔ぶれが

年度末で変わっていかれました。

 

去年、こちらが年度末を迎えたので

お別れの挨拶は言えていないのですが…

 

転勤した人とお会いするのはワクワクします。

早く連携関係を築きたいので

初日にほとんどの人と挨拶を済ませました。

 

★校内人事について

あの先生は今年〇年持ちそうだなー

っていうのがなんとなくあります。

 

あとは、この先生は来年、担外かな?

っていうのも雰囲気で察します。

予想してみましたが、打率50%といった所。

 

去年6担の先生は全員残留でした。

一番関わったクラスの担任は5年担任でした。

高学年向きな先生なので。

 

大変な学年だから今年は1,3,5かなと予想

個人的に見たかったのは1,3でしたが。

 

若手の方にこの学年持たせるんだ!

という組み合わせもありました。

担任外の先生も増えていました。

 

★年度当初の子ども達の様子

クラスも先生も変わりおりこうさんって感じ。

 

去年の関わりがだいぶ功を奏していて

初手で顔見知りの関係は強いです。

余計な自己紹介を一切カットできます。

 

髪を染めたので(結構印象が変わったらしい)

「染めたんやろ〜」から話題が始まる…

これから色んな色に染めよう笑

 

★1年生

さて、1年生との関わりも始まりました。

とってもかわいい。

 

なんだかんだ小学校5年目を迎えました。

1番関わった学年が1年生だと思いますが

4月の1年生は今年が初めてです。

 

新年度、1番初め出会ったのが1年生でした。

まだ保育園生、幼稚園生っていう感じ。

はじめての学校で、緊張した様子でした。

まだ慣らしの段階で給食も食べずに帰ります。

 

今年は1年生と関わりを見据えて

ファーストタッチを色々考えました。

・授業で必ず自己紹介を入れる

・一応、先生だと認識してもらう

これらを重点に仕掛けていきました。

 

今年の1年生担任は関わりやすい顔ぶれで

「よし、きた!」と思いました。

 

この4月に迎えた1年生はというと

相対的に見ても本当によくできる学年です。

 

立ち歩き・奇声・無気力・暴言・暴力

ものをガシャンガシャン落とす

⇒「ない」

 

静か&座れる&張り付く必要は特になく

ちょっと「1人でできること、本読み自由帳」

と言えば10秒後には全員が行動に移せます。

 

1番いいのはケンカがないこと。

大きなトラブルは聞きません。

子ども同士で謝れるということです。

 

その上 「まっちゃせんせ〜♡こんにちは!」

とかっていう来てくれるから癒しです。

そう、挨拶もできます。

 

生活で学校探検なぞり練習色塗り

算数で数の数え方順番

国語でひらがなを順番に練習しています。

 

給食が始まると配膳のお手伝いをしました。

早速子どもたちで配膳をさせていて

びっくりしました。(今までを知らないから)

 

都市伝説ですが…

「年度初の給食はカレーライスである」

という噂がありました。

 

家庭でよく食べる食べ物で始めて

親しみを持たせるという狙いがあるとか。

 

「年度始めの給食は汁物が多い」

というもの噂もあります。

汁物なら分けやすいから?

固形物の方が分けやすいと思うが…

 

私は、お皿が零れないように後ろから操作?

したり、列を作らせたりして見守ってました。

 

休み時間もおしゃべりやおにごっこをしたり

お掃除もなるべく入って一緒にやります。

例えば、お友達が雑巾を先に出発させたり

掃除をサボる子と大げんかになったりします。

 

なので最初の内はそういったことを防ぐため

仕切ってく感じであれこれ言っていきます。

そのうち、子ども達で回せるようになります。

 

下校指導も入りました。

水筒を忘れると大変なことになるので

横からやいやい言って持って帰らせます。

 

集合場所が分からなかったり

忘れ物をしたり、学童に行ったりと

不安になるのもこの時間だったりします。

 

全部のクラスを均等に回るのが大変です。

 

1年生の教室には

名前の表が一年間ずっと貼ってあります。

 

全部ひらがなで書いてあるので

自分の名前のひらがなで習った文字

お友達の名前で習った文字

にはをいれていきます。

 

ちょうど自己紹介した時

「ま」の時間のクラスがあったので

「まっちゃの「ま」や!」

と盛り上がてくれました。

 

「おたすけの先生」だと自己紹介をして

困ったらすぐ駆けつけるよと言ってあるので

キラキラした目で助けを求めてきます笑

以上癒しの1年生でした。

 

★2年生

去年の1年生は2学期から関わり始めました。

なので彼らには自己紹介ができませんでした。

これがけっこう後を引きました。

 

「誰この人?」と不信感を与えたと思います。

結局、個人に覚えられることはあっても

先生として市民権を得ることはなく終了。

 

新年度一発目は2年生から始まりました。

去年のことを覚えてくれている子は多く

「あー! まっちゃ先生やあ!」

と来てくれる子もいたので安心しました。笑

 

2年生には持ち上がりの先生と

新任できた先生(つまり同級生)と

去年一切の関わりない先生が担任でした。

 

去年の最後の方はちょっと大変だったので

若干の危機感を感じていますが

どうなるでしょうか。

 

★3年生

同じく去年は2学期からでした。

2クラスになる可能性が高かったですが

直前で3クラスになりました。

 

個人的にはとても良かったと思います。

去年は「キッ(#・ω・)」となった場面

あったりしたのでちょい怖めで覗いてました。

 

担任の先生やクラスメンツも顔ぶれを見る限り

全体的に落ち着いているように感じたので

多分大丈夫だろうなと思いました。

 

★4年生

この学年は個人との関わりが主なので

特に感じることは無くその子と再会して

担任と喋ろうとしました。(できなかったが)

 

★5年生

去年関わった6年の担任が持っている学年で

見る感じ、力のある先生で固めた感じでした。

 

去年はクラスによっては騒々しかったり

担任と喋りにくかったので(まあ…)

今年はまた違うのだろうなと思います。

 

5年生も個人との関わりが主な感じなので

その子と再開したりというくらいでした。

 

意外と覚えてくれている子が多くいて

これから学年で関わる場面もあるのかも

とちょっと思っています。

 

ちなみに小学校に出入りし始めて5年目

つまりこの学年が小1から始めました。

もちろん1-3年のことは知りませんが。

 

院進してあと2年間いることが暫定したので

この子達の卒業まで関わることになる

(その後、自分も中学校の教師になるから)

という記念すべき学年になります。

 

★6年生

今年の6年生は関わりなしです

去年2回ほど算数の授業に行ったくらいです。

今年は多分何もないでしょう。

 

学校のお便りにも名前が載りました。

去年まで載っていなかったけど。

 

ここは正直、学校裁量なのですが

保護者が見る紙面に名前が載ったのは大きい!

 

★ちょうど1年経ちました。

やっぱり免許を持ってることと

大学生(もっといえば学部生)ではない

というちょっとしたことが

全く違う世界を見せてくれます。

 

2年目なので新2-6年は顔見知りですし

先生方も異動した方を覚えればいいので

始まりも随分スムーズでした。

 

今年度も頑張ります。