教職大学院生まっちゃの雑感

「みすたーの雑感」の姉妹ブログです。

実習校・指導教員発表

昨年、このようなブログを執筆しました。

(後日記事引用)

あれから早いもので1年が経ちましたが

今年度の情報が先日明らかになりました。

 

教職大学院生には大学からの指定により

・ゼミの先生(1) ・副指導教員の先生(1)

修論を書く舞台となる実習校(1)

が各院生に対して割り当てられます。

 

M1の時のものを載せておきます。

(後日記事引用)

 

発表は学年やコース問わず一覧で出るので

お互いの情報を確認することができます。

というか確認しなければいけません。

M1や同期の情報を見るのは面白いです。

 

4月は別れと出会いの季節です。

大学教員にも異動・退職がありました。

その場合、指導教員に変更があります。

院生の強い要望や転勤があった場合にも

実習校が別の学校へ変更になります。

私はM2でも変更はありません。

 

昨年度から院生指導の方針が大きく変わり、

「院生指導は所属を超えて大学全体で担う」

=教員の所属がどこかは関係なくなりました。

初めて院生を指導する先生が続出したことで

先生も院生もあたふたしながら始まりました。

 

とても意外なことですが…

管理職院生の転勤もいくつかありました。

院生だからって考慮されないみたいですね。

転勤があった人は新天地で仕事もしつつ、

1年で2年分の実習をすることになります。

 

今年から院の講義は全てzoom履修可となり

大学から遠く離れた場所で勤務する先生も

教職大学院に入学しやすくなりました。

私の実習先A市も比較的離れている方ですが

今年は実習先の学校が増えていました。

 

前述の通り実習=研究=修論ということで

実習校や実習生はあくまでも便宜上の呼称

実際には、「研究協力校」となります。

院生を通じて大学から指導助言が入るので

その間は「大学付属校」になったも同然です。

 

現職教員を送り出す学校や教育委員会としても

学部卒院生を受け入れる各協力校としても

「成果」「貢献」「課題解決」がほしいわけで

みんな涼しい顔をしてガチでやっています。

 

特に驚いたのがある高校(B高校とする)です。

理由は学部時代のサークルで同期かつ代表の

「みすたー」が勤務している学校だからです。

B高校のレベル感はまあ普通?くらいです。

 

まず驚いたのは派遣される院生の数です。

1校に充てられる院生は1人~3人です。

今年からB高校に5人も派遣されます。

ここ数年は0だったので、全員がM1生です。

 

次に 実習生の1人が校長先生であることです。

現職教員院生として入学されたわけです。

校長先生にも当然ながら指導教員がつき

研究して修論を書くということになります。

 

実習の受け入れ可否は校長の承認が必要です。

つまり学校として4人引き受けたということ。

院生は2年間も面倒を見ないといけません。

学部の教育実習だって別でやってきます。

 

ところがB高校では実習生=負担よりむしろ

「どうぞ!うちでいっぱい研究して!」

という思いすらを感じることができます。

どうもB高校からは大きな意志を感じます。

 

それだけ手を入れたいからかなと思います。

実習生が5人いれば研究も5つできます。

学校の課題解決が5つできるとも言えます。

思うに「学校改革」を目指してるのかな?

 

あとは指導教員が結構重鎮だということです。

そういう人がB高校を出入りするということ。

というわけでみすたーさんまた報告ください。

 

ちなみに今年から院生はコースや学年を超えて

互いの研究会を自由に参観できるようになり

課程改編でM1M2が合同で研究会を持ちます。

 

近々会えるのか知りませんが楽しみです。

実習生の名前も内々に分かっているので

まあ、見に行こうかなと思います!

 

おわり

2024年度が始まる

㊗️ ブログ1周年

昨年の4月から書き始めて1年経ちました。

今後も出来る限り綴りたいと思います。

どうぞよろしくおねがいします。

 

★新年度を迎えて

教職大学院のストレートマスターです。

4月から学年が修士2年(M2)になりました。

いよいよ学生生活も最後の1年となります。

学生最後の1年を充実させたいと思います。

 

当方には4つのコース(昼2、夜2)があります。

夜のコースは時間も内容も現職向けです。

※うち1コースはオール現職です。

例年、ストマスはほぼ昼の2コースへ行きます

 

夜にも例年数人はストマスがいるはずでした

が、R5はストマスが私だけということになり、

周囲を現職の方々に囲まれて生きることに。

なんとか持ち前の性格で強く生きてきました。

 

現職とストマスが共に学ぶ教職大学院ですが

カリキュラムや立場などは全く違います。

そして新M1に数名のストマスが入学しました。

念願の?後輩です。同じ大学出身の人もいます。

 

先日、各種ガイダンスが行われたのですが、

ストマス同士の繋がりを作りたかったので

弟の大学入学式で下宿に転がった帰りに

顔合わせとしてM1対象のにも同席しました。

 

当然することもなくってすごくヒマでしたが

交流もなくどこかぎこちなく過ごす「1年」

と比べれば6時間くらいお安い御用です。

数が一定いるので強く生きていけるでしょう。

 

今年度から新課程に変わったということで

ターム制度導入と新校舎が共用開始しました。

教育Cとの同居でより産官学連携が進みそう。

お引越しした自習室からそっと眺めます。

 

M1の時に共通科目やRMで本キャン出張し

同い年のストマスと交流しに行きました。

私のこの1件で今年から規約が改訂されて

他コースの研究会も参加OKに変わりました。

 

学部(現役)生とも交流することになりました。

指導教員が学部主担の先生ということで

自分の研究進捗を聞いてもらうために

学部の卒論ゼミに定期的に出張を致します。

 

また、学部開設の小免科目を少し履修します。

働くと隣接校種制度で2種免が取れますが

結局いくつか単位を揃えることになるため

学費で賄われているうちに稼ぐ魂胆です。

 

これの手続きがまた曲者で…

大学院の卒業にかかる配当科目ではないので

指導教員、授業担当者、コース代表の3者から

承認を取り付けたうえでの申請が必要でした。

 

まあ受講生も2部(つまりくせ強い)の2.3年生

が惰性で受ける授業なので雰囲気はうーん

2部の人達は繋がりが深いのでアウェイです。

まあ過ぎれば一瞬なので頑張ります。

 

★研究テーマ

自他ともに穏やかで優しいを売りにしている

私の研究テーマは実は「生徒指導」です。

子供の援助ニーズを汲み取るというのは

「生徒指導」そのものであると考えます。

 

「生徒指導」=怖いもの・威圧的なもの

というイメージは私にもありました。

昨今の学校でのトラブルは大変重たいです。

その点でも「予防」が重要となります。

 

小学校では高学年ばかり持つ先生がいます。

一方で低学年ばかり持つ先生もいます。

課題のある学年や学校に長く関わったり

そんな環境を転々とする人もいます。

 

このような環境に当てられる先生は共通して

授業や学級経営などが 「うまい」先生です。

別に威圧的で体育会系である必要は全くなく

子どもがついて行く先生であればよいのです。

 

振り返れば私も6年間学生をしていますが

学童でもサポーターでも大変だという環境に

集中的に介入してずっと過ごしてきました。

関心が芽生えないはずがありません。

 

最初は、思いっきり怒ればいいと思っていて

安全を脅かしそうならフルスロットルで怒り

健康と子供とせっかく作った関係を壊したり

家に帰って1人反省会を開く日々でした。

 

他の先生からの指摘や大学院での学びの中で

高圧的な言動はやめようと思ったと同時に

生徒指導面での関わりは向いているようで

これを一生のテーマにすることにしました。

 

院の実習では2年間実習生として身を置き、

実践(授業)を通して修士論文を書きます。

実習先(研究協力校)は中学校です。

生徒指導上課題の多い地域の学校です。

 

昨年度は2年生に配属されて過ごしました。

今年度は学年持ち上がって3年生となります。

私としては学校で中3に関わるのは3回目です。

去年度を踏まえ、今年は全クラス関わります。

 

いよいよ修論執筆の時がきました。

倫理審査も無事に通過しました。

私の書く論文は自分の学びの記録でもあり、

生徒の学びの記録として一生残るものです。

 

並行して小学校でも引き続きサポーター

(生徒指導支援)として関わります。

同じ学校で3年目を迎えました。

いよいよ最後の年になります。

 

毎年、全部の学年に関わってはいますが、

多く関わったという意味で6→2ときていて、

今年は3年か1年かと予想していましたが…

結論としてやっぱり1,3年になると思われます。

 

個別に触れることははばかられますが…

両学年に共通しているのは

・けんかっ早い  ・ぼーっとしている 

・お勉強がしんどい ・「静かさ」を知らない

というところでしょうか。

 

ここで重要なのが教職員の異動と担当です。

昨年度はそこまで大幅に変わらなかったので、

今年は特に大きな異動になる予感があります。

予感は大当たり。今年度は大規模でした。

 

最も大きな変化は校長先生の異動です。

校長先生が学校の雰囲気を作るからです。

前任は教諭から校長へ1校昇任した先生ですが

後任はいわゆるキャリアの先生です。

 

学年配属についても予想をしてみました。

A先生とB先生は絶対に転勤するだろう。

C先生とDかE先生は〇年だろう。

○年は持ちやすいから若手が入るかな?

F先生は高学年のどっちかだろう。

G先生は支援担から学級担任に。

H先生は専科にまわるだろうな。

 

ほぼ当たっていてびっくりしました。

3年もいると分かってくるもんですね。

最近の私の見立てはよく当たるなあ(関心)

傍で見てたら相性がなんとなく想像できます。

 

4月は関係作り期間です。

給食を一緒に食べ、昼休みは外で遊び

帰りの時間は廊下にスタンバっておいて

ハイタッチや言葉をかけ、終始笑顔です。

 

今年は最後の年なので新しいことはせず

2年間険しい環境で培った関係を活かして

『惰性で走る(加速せず勢いそのままに)』

を大事に1年間ニコニコと過ごしたいです。

 

おしまい

北陸特急の勇姿を見届ける

3月に北陸新幹線が延伸開業するのを前に

・「サンダーバード」  ・「しらさぎ

敦賀以北運行の乗り納めに行きました。

両者とも現在は敦賀止まりとなっています。

 

サンダーバード

サンダーバード」と言えば富山ゆきでした。

1度乗ったきり随分ご無沙汰していたので

京都〜福井のノンストップ運転消滅を前に

サンダーバード9号で同区間を乗車しました。

 

サンダーバード湖西線を快走していきます。

車窓左には少し雪が残る比良山地が見えます。

ーーー

○余談1

・琵琶湖バレイ

スキー計画の度に捻挫にインフルという悪運で

あんまりスキーにはご縁がないようです。

初めてだったのでヒヤヒヤしながら過ごして

コケ方はしっかり身についたと思います。

 

近江神宮

百人一首のキング、クイーン戦の会場であり、

ちはやふる」の聖地でもあります。

映画は画が春っぽい感じだったのでしたが

行ったのは冬でとっても寒かったのでしが、

決勝は夏だと思うのできっと暑いのかな?

 

百人一首は福井が強いのだそうです。

プロ選手も福井出身が多いそうです。

新が引っ越したのも福井でした。(なんかある?)

ーーー

湖西線には「近江」と名のつく駅が多く、

近江舞子は卒業旅行の舞台になりました。

ーーー

○余談2  

女友達2人に誘われて民宿で1泊しました。

極寒の民宿(畳部屋)に泊まりました。

さらにトイレは共同で男女共用でした…

 

最初は真冬なのにビワイチがしたいと言い、

いざ行ってみたら地図も電車も分かっておらず

ビワイチなんか行ったら遭難するとこでした。

ーーー

★福井にて

開業2日前の福井駅に赴くことができました。

新幹線の時刻表や改札口を撮影している人や

新規商業施設を一目見ようという地元の人が

長い列を作っていてこちらも楽しかったです。

 

スタバやパン屋は福井駅周辺初出店なのかな?

特に客が押し寄せて繁盛しているようでした。

「全然以前と違うな!!」との声も聞こえます。

 

駅構内に観光案内所やデッキを新造して、

観光地としての全面にアピールしていました。

以前に永平寺東尋坊芦原温泉は訪れていて

今回も行こうかと思いましたが…

 

羽二重餅、水ようかん、永平寺プリンを買って

駅前を巡り福井の盛り上がりが感じました。

 

しらさぎ米原

既に過去の話となってしまいましたが

福井〜米原グリーン車移動がお得でした。

もちろん自由席利用よりは高いですが。

 

グリーン料金は乗客距離によって加算され、

最も安いのは100kmまでとなっています。

福井〜米原は99.9kmで最もコスパがよいです。

敦賀延伸で消滅する前に乗車体験しました。

 

福井&グリーンに乗るというのは知られた手で

最後にと多くの人が福井から乗車してました。

グリーン車自体は今後も乗ることができても

なんだか寂しい気持ちがしました。

ーーー

余談3  

長浜に黒壁スクエアという場所があります。

桃鉄の物件で見て気になっていました。

 

「しぜん」というフルーツジェラートのお店

で食べた冷凍オレンジが美味しかったです。

ボストンバックで行ったのは間違いでした。

歩き回るにも肩がだいぶ凝りました…。

 

余談4

その帰り道に教職履修を迷っている友人から

「俺が単位が取れているか教えてくれ」

「あと何が必要なのか全部教えてくれ」

という丸投げラインが来ました。笑

 

以前の成績も全部送ってもらったのですが、

意外と単位が取れててびっくりしました笑。

ーーー

★新幹線乗り継ぎ割引

これも3月で廃止のお得な乗車方法です。

在来線特急と新幹線を乗り継ぐことで、

在来線特急の特急料金が半額になるものです。

 

さらに新幹線は隣合う駅の自由席料金は

特定特急料金で非常に安く抑えることができ

米原〜京都までは新幹線で戻りました。

 

私自身も多くの乗り継ぎを活用してきましたが

金沢方面ではサンダーバード1本で行くよりも

新幹線+しらさぎの方が安く済んだのです。

そんな時代のエピソードをご紹介します。

ーーー

【小話】米原での出会い

米原乗り継ぎで金沢へ日帰り観光をした帰り

新幹線で1人の女性に声をかけられました。

 

その人は東京観光を楽しんで博多に帰る際

自由席券で新幹線に飛び乗ったそうです。

そんな人と米原で偶然出会ったのです。

「新幹線ネットワークの広さ」を感じました。

 

乗りたい「のぞみ」は話している時に

ビュンと追い越していきました。

到着時刻を教えたり乗務員さんと繋いだり

座席のリクライニングの仕方を教えたりと

お役に立てれたのでとっても嬉しかったです。

ーーー

ダイヤ改正

昨年に西九州新幹線が開業した時のように

テレビから北陸新幹線の1番列車を見ました。

敦賀延伸には乗り換えなどで賛否両論があり

様々な意見がありますが私は好意的です。

 

そもそも47の都道府県あるのにも関わらず

なぜ大阪と東京だけが満足の基準なのか?

今回、福井〜東京が直通されただけでなく

福井〜金沢〜富山の北陸圏移動もしやすい

というのがこの延伸の狙いなわけです。

 

私も関西出身ですから乗り換えがあったり

料金が高くなるのはうーんと思いますが

敦賀〜福井はハピラインを使えばいいのです。

3セクを積極的に使うことで地域を応援でき、

結果として本数も増えると良いなと思います。

 

2023年度を振り返って

職業柄(まだ就いてはいないが)でしょうか

1年は4月始まり3月終わりの感覚です。

 

今年度も様々なことがありました。

主に冬に発生したイベントを取り上げ

これらを振り返る時間としましょう。


★大学院関係

① 大学院M1後期終了

思えば半期20単位履修は結構な量でした。

前期は環境の変化を楽しみながらも戸惑い

あっという間に夏休みになりました。

 

後期は時間こそぎっしりだったものの

色んな意味で心の余裕ができてきたので

他キャンへ足を伸ばして交流を深めたり

要領を得てきたと感じています。

 

2月には初のコース同期打ち上げもあり

充実した1年を終えることができました。


②現場実習一区切り

2年間の現場実習では前半が終了しました。

秋口からは授業を少し担当するようになり

研究テーマの決定、説明、審査を経て

テーマの変更、説明、審査とこなしました。

 

後期の授業期間(実習時間)を終えても

延長戦として細々と足を運びました。

最後は合唱コンで締めくくりを迎えました。

※冬に合唱コンをする学校だった

 

③成績発表

無事フル単でしたが成績はちょっと低下…

学部の時はカリキュラム系は苦手でしたが

大学院では非常に良く(=ものにしている)

努力がそのまま反映された感じでした。

 

M1のうちに36単位を習得しました。

卒業要件は46なので後は必修を修めて

修士論文を提出すれば卒業(修了)です。

M2は授業コマ数的には余裕がでます。

 

★家族関係

④大学入試の合格発表

弟が1浪の末に見事に本命の大学に合格して

長かった大学受験の戦いが幕を閉じました。

現役時代に実は持病があることが発覚し

治療もしながら満身創痍での再挑戦でした。


⑤大学生活準備

すぐに大学入学への準備に突入しました。

諸手続きはもちろん下宿やスーツ選びなど

怒涛の新生活応援セール巡りをしました。

私もスーツ代をいくらか出しました。


⑥一家大掃除

大学受験グッズの処分にも取り掛かって

ゴミ袋8つ分の断捨離を断行しました。

しばらくは家財道具運びや生活チェックで

我が家と下宿宅を行ったりするでしょう。


★個人的イベント

⑥彼女と別れる


⑦コロナ感染

三連休に思いがけずコロナにかかりました。

足先が凍るように冷たく風邪薬も効果なし

熱が引いたあとはしばらく咳き込みが継続

逃げ切れるかと思っていたが、油断大敵。


ダイヤ改正

北陸特急乗り納めで日帰りで福井まで。

これまで当たり前のものが無くなり

昨日まで無かったものが動き出すという

運命? 現実?を時間をかけて感じてきました。


⑨卒業系イベント

実は休学で今年卒業の同期も多かったので

今年の卒業式もまるで自分事のようです。

サークルの卒業イベは盛況だったようです。

25卒(予定)よりお祝い申し上げます。

 

ちなみに…

サークルの23卒がこれを読んでるかは知らんが

25卒の卒イベに顔を出せてこそホンモノの先輩

だと自分は思う。


⑩バイト締め日

小学校での支援員バイトも締め日を迎え

4月の初々しい出会いや顔つきが懐かしく

奔走した暑い夏、成長の秋を振り返って

今年も思い出深い1年となりました。

 

★おまけ    「読書」の結果

23年度を「読書いっぱいするぞ年間」として

読書100冊を目標としていましたが…

残念ながら50冊ほどで終わりました…。

 

意外と時間が無いですね。

これまで読書に注力したことがないので

尚更読む量を増やすのは難しかったです。

ただ、図書館へ行く頻度が増えました!

これは続けていきたいですね。(笑)


24年度は4月からイベント盛り沢山!

ブログもよろしくどうぞ m(*_ _)m

大学院 コースRMと個人的RM【M1後期】

大学院の中間発表会zoomでありました。

私の研究科では研究の中間発表会のことを

RM(Reflection Meeting)と呼んでいます。


M1前期に続き2度目のRMです。

前期の様子はこちら↓

matchspecial.hatenablog.com

★RM(Reflection Meeting)

教職大学院の院生は実習校(勤務校)で

・関心のある教育課題  や

・勤務先や実習先での課題  の

課題解決に向けた教育実践を行います。

その過程「研究」としています。

その成果を発表する場がRMとなります。


★抄録作成

発表に先立って「抄録」を提出します。

A4・1枚に研究の要点をまとめたもので

いわば修士論文の見出しと言えます。

これをまとめるのが非常に難しいのです。

言いたいことは沢山あるのにスペースがなく

拙書で伝えるべき要点が抜けていたりと

完成までに5回は添削をしてもらいました。


★スライド作成

そして、当日に向けてpptのスライド

9分の発表時間に適当な量で準備しました。

発表時には他の院生も聞いているので

初めて聞いた人もわかることが大事です。


いらすとやのフリー素材も活用しながら

作った初作は4分しか持たなかったので

抄録用に削った内容を付け足したりして

10枚のスライドとおよそ6分半の原稿

完成したのは発表日の前日でした。 (^_^;


★分科会

院生は5名程度のグループに分けられます。

そこには研究科の教員が2-3名割り当てられ

それはグループの誰かの副指導教員です。


院生の指導は2名体制で行っています。

審査や抄録は主教員に指導を受けますが、

RMでの指導助言は副教員が担当します。


教員のペアは学期ごとに変化するようで

前回と同じ人もいれば違う人もいました。

なので、発表を聞くのが面白かったです。


つまり、副指導教員が同じ人は

ずっと同じグループになるわけです。


★司会

分科会は院生が司会し時間管理を行います。

RMが近づきメンバー発表があると同時に

司会とタイムキーパーも募集されます。


前期は何の仕事もしていませんでしたが、

後期は司会をしようと自ら手を挙げました。

(既に挙げている人がいたのに気づかず)


台本が送られるので読めば会が回ります。

ですが、ただ読めばいい訳では無いなと

司会が上手い人を見て思いました笑


★発表

まず、1人9分以内で発表をします。

その後、副教員から質問や助言があります。

院生同士の質問タイムはありません。

約12分ほどで自分の番は終了します。


学内外から参観者が随時参観するため

時間は分単位で明確に決まっています。

最初は時間まで無言の時間があるものの

それからはどんどん時間に追われてました。


私は5人中2人目と早めの出番でしたが、

「では〇〇さん、発表準備をお願いします」

などと司会としてアナウンスしていたので

喉も温まり話しやすいと思っていました。


★ペーパーレス化

今季の目標はペーパーレス化でした。

授業中のノートテイク発表準備など

できる限りパソコンで済ませました。

小さいメモ用紙が溢れて分からない

という事態を防ぎたかったからです。


今回のRMの資料や台本も印刷0です。

ワードで作った台本をパソコンや携帯に

送信するなどして使うことにしました。

これはいいことしたな!と思いました。


★思考を整理し言語化する

分科会で発表後の自由討議が終わると

すぐにコース全体会があります。


ここでは各分科会で討議した内容を

代表院生が発表したあと講評があります

講評の内容は題名にあるような話でした。

 

倫理審査抄録発表資料作成を通して

研究目的や方向性の見通しをはっきり

させる機会が沢山ありました。

RM(ふりかえり)のふりかえりもあります。

※私はブログも書いていますし笑


大学院での理論的・協働的な学びを通して

思考を整理したり、他者からの評価があり

こちらも他者の発表から学ぶものもあり

自分の取り組みを相対化(客観視)させる

ことが出来たのではと思います。


★今後

まずは先行研究をより多く仕入ておくこと

がこの2.3月にやるべきタスクとなります。

見る目安は「数百」と言われています。

どうせ家にいてもダラダラするので

2.3月は授業はない日が多いですが

元気にキャンパスへ登校する予定です。


過去に触れた(?)か新しい建物が完成して

いよいよ供用開始となるのが楽しみです。

このことにも近々触れたいと思いますが

どうも教育の一大拠点となるようです。


今学期は風邪や体調不良にはならずに

後期を終えることができてよかったです。


★M2のを参観するなど

同じ日の午後M2つまり先輩のRMもあり

お手本にしたいと思って参観しました。

画面オフにすればいいので気兼ねなく見れ

最初から最後まで参加していました。

さすがに自由討議中は一時退席しました。


内容が実践的で精選されていて

発言や視点も鋭いものが多かったです。

さすが、M2だなと思いました。


M2の方々は実習を授業も終了しており、

既に修士論文(課題研究の報告書)も提出し

このRMを残すのみとなっていました。

まるで卒業式のような雰囲気でしたが

あとは卒業式を残すのみとなりました。

何かグッとくるものがありました。


私のコースは「援助」がキーワードであり

夜間に勉強にくるくらいなので意欲的

さらに優しい人が多いのが特徴です。

これは代々(私で5期)続く伝統のようです。


教員も含めて「ワンチーム」といった感じで

教職大学院の4つあるコースの中で唯一

現職と学部卒の混在を前提に作られていて

他専攻より強い協働意識があると思います。

私は自分のコースが大好きです。

 

おわり

大学院 実践課題研究と倫理審査

★課題研究とは

高校でした人もいるのではないでしょうか。

馴染みある言葉になりつつあると思います。

要はテーマを決めて調べたり試すことです。

 

大学の卒論や大学院の研究もまさにそれです。

リサーチクエスチョン(RQ)から始まりですね。


教職大学院では学校教育に関することから

それぞれの院生が得意・専門とする領域で

「こんなことやったら教育が充実するよな!」

という可能性探るために研究をします。

 

例えば…

「管理職として職場で教員をどう育てるか」

「1人1台端末の効果的な活用方法を考える」

「保健室から子どもの成長を支える方法」

「○○科でもっといい授業をするには」

不登校にどう立ち向かい支援するか」

「問題行動をどう支援して生徒指導するか」

など各々の立場や校種でテーマがあります。


教職大学院には学校現場での実習があり

「必ず」どの院生も取り組むことになります。

実習先は現職院生は現在の勤務校(や部署)

学部卒院生は指定の学校に派遣されます。

 

私は割り当てられた学校に実習生として

大学院在学中つまり2年間滞在しながら

その学校を舞台に実際の子どもを相手に

学校現場や大学院での指導を受けながら

研究テーマについて実践をすることで

修士論文(報告書)にまとめていきます。

 

★ちょっとした附属校?(笑)

国立教育大学ですので附属校もあります。

附属が実習先の学部卒院生も数名います。

 

附属校には

「実験学校」「実習学校」という役割があり

学習指導要領の効果検証や模範実践のために

学校があり、授業があり、生徒がいるのです。

 

教師=実験者、生徒=実験協力者

という構図が前提(入学条件)となっています。

選抜もあり、学習意欲も高い(はず)です。

 

一方で多くの院生が地域の公立校に行きます。

地域の学校では様々な子どもが集います。

教師の指示が通る学級ばかりではありません。

 

しかし、院生を介して大学と連携しながら

教育実践、研究主題を追究することで

学校・教師・子どもにメリットが生まれる

 

という点では附属と得られるものは同じで

院生がいる期間(だけ)「附属」となると

私は考えて良いと思います。


★倫理審査とは

研究を行う際には必ず承諾が必要です。

私の場合まずは学校に承諾を取ります。

実習を受け入れて欲しいことの承諾

研究をしてもいいかという承諾です。


そして生徒(の保護者)にも承諾を取ります。

もし「私の子どもはそういうのはお断り」

という人がいればその子は対象外とします。

附属校は研究するために存在しているので

附属校が実習先の人には家庭への承諾は

無いものと考えて良いでしょう。


さらに大学倫理審査を通過させなければ

研究を実施することができません。


倫理審査とは研究が倫理的にOKかの審査

それは沢山の事を書かなければいけません。


「研究テーマ」

「それはどういう目的でするのか」

「どのような経緯や背景があるのか」

「いつからいつまでにするのか」

「誰に何をどのようにするのか」

「どんな事態(悪い方)が予想されて」

「それを防ぐためにどうするのか」

「個人情報の管理はどうするのか」

「もし事態(悪い方)が発生したら」

「リスクを上回る利益は何なのか」などです。

 

家庭依頼用教師依頼用の文章を作成し

インタビュー質問も事前に明記した上で

承諾用の書類を書かなければいけません。


これらの書類(10枚くらいの計画書)を

期日までに大学(オンライン)に提出し

審査の結果「許可」されて初めて動けます。

審査は年に数回で、審査には2ヶ月ほど

時間を要することになっています。


★倫理審査取り直し

初めは特別支援教育に関することをテーマに

予定では8月に審査へかける予定でした。


ですがなかなか難しいテーマ(壮大過ぎた)で

8月を見送り10月に倫理審査を出しました。

 

提出の手順としては、

テーマを発見し(これが難しい)て定め、

管理職の先生に説明するための資料を作成し

時間を取ってもらってご説明にあがります。

関係教員にも根回しをして理解を仰ぎます。


倫理書類の制作と執筆に1ヶ月ほどかかり

ゼミの先生にいっぱい赤を入れられて

(これは私に限らず全院生がそうである。)

やっとの思いで提出し、無事通過しました。


しかし!

気持ちと事情と予定が変わったため

テーマを変更をすることになりました。


既に通した審査内容をなんとか生かせたらと

日本語と格闘し色々と努力しましたが…

面談を重ねて審査出し直しになりました。


2回目の倫理審査は1月(この前)でした。

審査書類や承諾は取り直しになります。

1回作ってしまったので文章変更は2割位の

文量で済んだことがせめての救いでしょう。


★日本語の裏表

この書類を書く時にすごく難しいのが

文章に使う日本語のチョイスです。


そもそも研究の始まりは「課題の発見」です。

「課題」のない学校は1つもないのです。


でも、問題意識や課題解決というのは

ほぼ学校や生徒や先生のアラ探しと同じで

悪口を書くのと表裏一体でもあります。


これを校内で承諾をとる時に思ったままを

書いたり伝えたりすると誰も得をしません。

なのでオブラートに包んだ書き方をします。


でも大学に出す書類には説得力のあること

できるだけ詳細に書かなければいけません。


さらに大掛かりすぎることは負担になり

小手先?の実践では修論が書けません。


現場、大学、自分のスケジュールもあり

常に追われる日々を過ごしてきました。

 

★スタートラインに立った

研究はこれからです。

文献調査、実施計画調査、大学院での指導

修論本文作成にはまだまだ沢山の手順を要し

それらができるラインに立っただけです。

 

これから調査の様子(主に文献)を実況したいと

思いますので今後にぜひご期待ください。

大学院 本キャンパス出張②

あらためまして…

🎍新年明けましておめでとうございます🐉

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

1/9より後期の講義が再開しました。

新年早々また出張に行ってきました。

2回目本キャンパス出張となります。


1回目の出張の様子はこちら↓

matchspecial.hatenablog.com


★STEAM教育と教育DX

私が出張参加しているのは全院生が必修の

「STEAM教育と教育DX」についてです。


STEAM教育とは…

S science(理科)    T technology(技術)

E engineering(工学)   A art(芸術、表現)

M mathematics(数学)   の頭文字を表して

これらを横断的に学ぶ教育のことです。

 

教育DXとは…

デジタル技術により授業が活性化されたり

校務の負担が軽減される仕組みのことです。

 

例えば最近話題のメタバース

オンライン空間で物理的な距離の制約が無く

アクセス向上が期待されることで有名です。


これを踏まえて近い将来できそうな形で

グループでSTEAM教育の授業提案をする。

というのがこの講義の大きなテーマです。


★2キャンパス並行実施

私の大学院は昼間夜間の2キャンパスあり

時間はもとより、集まる学生層(現職,学卒)

や専攻内容が大きく異なっています。


私(夜間)は前期と後期の2学期制なので

10月の後期開始から週1コマずつ

STEAM教育の学習が進んでいます。


一方、昼間は前期と後期をさらに半分にして

1-2, 3-4学期の4学期制を採用しており

12月の4学期の始まりから学習が始まって

1日2コマつまり倍速で学習が進んでいます。


夜間は既にグループワークが始まっており

授業を作業にあて5回ほど考えてきました。

そして私が今回出張した年明けの講義から

昼間でもグループワークが始まりました。


昼間キャンパスの場合

今回は7回目8回目の講義でした。

まずインタビュー用紙が配られました。


「自分が令和に小中学生だったら」

「どんな授業を受けたいか」

という質問をペアでお互いにしあいました。


その後院生のICTへの興味関心を整理し

関心の似た者同士でグループを作り

授業提案のブレストをしていました。

 

私もあるグループの話し合いに参加して

小学校の医療的ケアを必要とする児童へ

どのように仮想空間で体験活動ができるか

というテーマでブレストをしていました。


夜間昼間の共通点

「STEAMとは?

「ICTとは?」

という疑問は尽きないままワークが始まり

グループで1つの具体案に落とし込むのに

かなりの時間を要していました。

 

「ICTを効果的に使いたい」

ただの資料提示や体験に終わりたくない

という想いは両者で一致していました。


★夜間と昼間の違うところ

・時間

こちらは2ヶ月ほど時間がありましたが

昼間は締切まで2週間しかありません。


次週2コマは集合せず構想の時間として

次次週2コマは最終チェックの時間として

時間外に集まるなどして準備します。

絶対今頃ひいひい言っているはずです。


・メンバーかテーマか

昼間ではテーマから夜間はメンバーから

それぞれグループが決まりました。

昼間は時間が無いのでテーマで組んだ

のではないかと考えられます。


・探求のサイクル

夜間ではある主題を目標達成するべく

各教科で探求のサイクルを回していく

という単元要素案を作っていましたが

昼間では特にその話はありませんでした。


・STEAMか教育DXか

こちらはSTEAM色が強く出ていますが

昼間では教育DX(ICT、モノ)を使った

イノベーションを考えていく様子でした。


★考えの過程

①テーマの決定

こちらではグループが予め指定されており

メンバーで話し合いテーマを決めました。

メンバーは高校数学、高校英語、小学校

と学部卒の私(一応英語)の4名でした。

 

私のグループは「防災教育」にしました。

テーマを決めるまでに時間がかかりました。

 

数学の方がある有名な漫画を取り上げ

現実には起こりえない津波の魔法から

数学を使ってその高さを計算したいと

提案してくださったことから始まりました。

 

理科、社会、英語、情報と連携することにして

概ね文系と理系(科目)で作業を分担しました。

 

初めは英語の方と英語の授業を考えました。

その過程で「防災(啓発)マンガ」を見つけて

地域に住む外国人に防災の大切さを伝える

という方向性を見出すことができました。

 

情報科を担当
まだTEの要素がまだないことに気づき

英語の授業考案は現職の方にお任せして

私は情報科を担当することにしました。


もちろん情報科は(理系科目も)専門外ですが

大学には全教科の教科書や要領が揃っていて

自由に閲覧したり借りることができます。


③悩み「これってSTEAM」?

英語で考えたマンガが動く映像にならないか

つまりアニメーションにできないかという

宿題をチームから持ち帰ってきました。


情報の教科書をしばらく借りて考えました。

空想でなく実際に授業できることが重要です。

年末年始は先が見えず悶々としていました。

 

「これってSTEAMって言えなくない?」

「一旦作った作品を映像にする必要ある?」

と自問自答し本キャンパス出張に行きました。


④出張の成果

出張に出た(同じ内容を2度聞いた)ことで

STEAM教育におけるモノとのふれあいを

改めて考え直すことができました。


「このままではSTEAMにならない!」

漫画を映像化することは情報ではない

という結論に至りました。


昼間(3.4限目)の講義が終わったその足で

夜間(本業)に帰ってきて6.7限目へ。

7限目が同じ講義になります。


そして情報科ではなく情報分野として

理科や社会科(これは小中のまとめ)と

統合させて探求の時間に位置づける

ということで流れを作り直しました。


これまでは高校数学ということもあり

専門の先生以外はポカンとしている

状態でしたが「私」でもわかる状態に。


週末にパワポ作りに取り掛かりました。

 

⑤スライド資料作成
情報分野としては既に作成している資料※を

※「アルゴリズム」(順次処理など)の導入

なんとか消さずに済む方法を考えながら

「情報伝達の仕組み」を取り上げました。


「防災や災害」と「情報」は近い!

と改めて感じることができました。


すると、パワポで使いたい写真資料が

既に理科や社会を考えている人と被っていて

情報分野として別のスライドを作るのではなく

同じスライドで教科横断的に繋げました。


正直、めっちゃ綺麗に仕上がりました。✌️

 

メタバース空間に動画をあげる

「Door」というメタバース空間のサービスに

資料や動画を挙げるのが非常に大変でした。

ITに強い人達はササッとできるのでしょうが

ちょっとした手順がうーんという感想です。


動画のリンクを貼っても見れないなど

イラッとすることも多々ありました。

 

2ヶ月の試行錯誤の末についに成功法を発見し

録画を撮って挙げることができました。

これでワークは一区切りつくことになります。

 

残りの講義では夜間昼間の成果物を

今度は自分たちがメタバース空間にアクセスし

互いに視聴しNo1を決めるという流れです。

 

★次はいつかな?

出張もこの2回で一旦終了となります。

学びも交流も活発にすることができました。

非常に有意義な時間でした。

 

今後も定期的に出張したいなと思っており

来年度も時間を見つけて行きたいなと

計画しています。

 

おしまい