高1から高2にかけて文理選択がありますね。
中学生ながら文系一択だと思っていました。
★合格発表の時
新入生パンフの中であるものを発見しました。
なんと高校には英語コースが存在しました。
「普通科に英語コースあるんや…」
「絶対、ここやん…」
選択科目も分からないけど心に決めてしまい
その考えは全く揺らぎませんでした。
★高1(系列選択)
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○英語授業の通称
我が母校には英語の授業で通称があります。
コミュ英はEC(English Communication)
英語表現はEE(English Expression)
時事英語はCE(Current English)
多読英語はER(Extensive Reading)
受験英語は 「英探」⇽探求の探 でした。
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1年の英語科はEC1とEE1の2科目でした。
普通科生徒も授業は英語で進められます。
授業は少人数+ALT主導で行われていました。
社会性の強いテーマが多かったです。
・毎月のパフォーマンス課題
・毎度の単語テスト もありました。
単語帳はユメタンの赤色(Level1)でした。
初めての単語帳にワクワクしましたよ。
2番目の単語は夜明けでdawnでした。
1年の夏ごろ?から単語帳学習が始まって、
秋にはユメタンの著者が講演に来ました。
X高校は私のための学校かなという程に
「数弱に優しく、英弱に厳しい」高校でした。
数学や理科が苦手でも呼び出しはないのに、
英語が苦手だと再テストや補習があります。
定期考査では「自分の意見を英語で書く」など
ライティング問題も毎回出題されるました。
系列選択を前に2者・3者面談がありました。
多くの生徒が理系(科目)を忌避していました。
先生もスネイプかな?っていう雰囲気でした。
理系は選ばれし理系肌の人が行く場所という
排他的なオーラだけがプンプンしていました。
一方、スリザリンには興味のない多くの人が
文系にしようか英語コースにしようかという
2択で迷っているような雰囲気でした。
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○当時の私はだいぶ尖っていたと思います。
自分は英語コースが1番しっくりきている上で
国際科, 理系, 英語コースは何かに特化していて
"「こうなりたい像」がきちんとある人"
という印象を持っていました。(実際そう。)
反対に文系の人は選択余地が沢山あるので
文系でしか続けられない芸術選択以外は
保険をかけて自分がない人という印象でした。
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英語科の成績や英検での成果もあったので、
類型選択については何も言われませんでした。
一方で、志望大学・学部の調査書については
全て「一筋縄ではいかないよ」と釘を刺され
改めて国際系の関門の高さを感じました。
生徒向け説明会の時にあるビデオを見ました。
それは入れ替わりで卒業した3年生の先輩が
英語で英語コースの良さを語るビデオでした。
それを見て「先輩の様になりたい」と思った
のが魅力を感じた原点と言えるでしょう。
★高2(英語コース1年目)
高2担任は英語(女)で、去年のEC担当でした。
担任なのに授業は1つもありませんでした。
この先生が3年間EC担当だったらなあ…
と今でも思うくらいです。
2年生は全生徒必修のEC2・EE2 に加えて
英語コース生の必修でCE1が増えました。
これがあるかないかが文系と唯一違う点です。
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○CE
CEは20人クラスでALT主導の授業でした。
授業内容は、社会的なトピックについて
プレゼンやライティングで自分の意見を
発信するアウトプット重視の授業でした。
英語コースも結局は惰性で選んだ人達のせいで
なんだかしょっぱい雰囲気になったこともあり
(でも英語の成績はなんだかんだ高かったり)
「え?もっと活発にグループワークせんの?」
とガッカリした記憶があります。
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○唯一の選択科目
2年英語コースの選択科目は1科目だけでした。
数学B、国際関係、中国語、スペイン語です。
私は少し関心がある国際関係を選択しました。
選択者は10人くらいと非常に少なかったです。
政治・経済の授業で使うプリントをしながら
「12人の怒った人」などの洋画作品を見て
静かで長い(お得な?)1年間を過ごしました。
国際関係の成績は全員5だったようです。
教室に戻ると数学Bの授業をした形跡があり、ベクトルでしたがさっぱり分かりません。
中国語やスペイン語の人は新しい言葉ができて
お喋りしてるところは少し楽しそうでした。
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★高3(英語コース2年目)
選択科目が増えて 理系or 国語/英語だったため
3年の授業から数学と理科が消滅しました。
その結果、
英語 英語 英語 国語 英語 英語という日も。
【内訳】
国語は 現文B 古文B 受験現文 受験古文
社会は 世界史B 日本史A
英語は EC3 EE2 CE2 ER 英探 (13/32コマ)
そして体育がありました。
正直、文系科目に囲まれて正直疲れました。
英語に関しても自分の限界を感じてきました。
「1学期に英検準1級合格して燃え尽きた」
がつまるところ自分をよく表しています。
だからと言って
理系科目は単位が取れないだろうし、
体育が沢山したいわけでもありません。
後にも引けず先にも行けない状況でした。
大学受験の選択しのことを考えると
理系が出来たら国公立も受験できたのにな…
国際系や英語に固執しなくて良かったな…
もう少し好き嫌いせず勉強しとけばな…
と過去の自分を反省するばかりです。
★成績とまとめ
「文系と実技科目は4 、理系科目は3」
英語は1年生の間は評定も5が取れましたが、
それ以外は特にこれといったとりえもなく
非常に分かりやすい構図が続きました。
英語コースの選択は「間違いではなかった」
というのがふりかえりのまとめでしょう。
そもそも算数や理科が好きになる要素が
過去の中にも、自分の中にもありません。
「英語は自分を建てる命綱だった」
このように締めくくっておきましょう。