自治体Aの1次を無事通過し、2次試験へ。
自治体Aの2次試験は2日程で行われます。
先日、その1日目に無事に出席しました。
この日は、教科(英語)に関する試験でした。
いわゆる「専門」試験と呼ばれるものです。
専門は、筆記試験と実技試験がありました。
筆記試験は約1時間の試験でした。
正直勉強しても訳分からん文章が出るので、
筆記の勉強は一切せずに参戦しました。
筆記試験の内訳です。
・語彙補充(難しい) ・読解(難しい)
・ライティング ・リスニング
難易度はセンターよりかは断然にレベルが高く
国公立2次なら駅弁大学くらいのレベルです。
(駅弁大学って使って見たかっただけの私文)
英検で言えば2級よりは明らかに格上で、
準1級程度の人なら平均点取れるくらいの
割と色んな要素をしっかり問われる試験です。
☆ライティング
ライティングは2問出題されます。
テーマは英語教育に関するものです。
第1問は教育に関する本や指導要領を出典に
抜き出された文章に3-4行傍線が引いてあって、
この文章を「英訳せよ」という問題です。
第2問は同じく教育時事的な文章を前置きに、
このような主張や政策に対しあなたの意見を
英語で「論述せよ」(100字)という問題です。
ライティングの方が消費カロリーが高いのと、
どう考えても読解より点が取りやすいので、
開始早々、執筆に着手しました。
ちなみに学習指導要領には英語版が存在し
過去問の解答はそれを根拠としてありました。
実際は知っている英語を使って意味が伝われば
部分点で稼げるようになってるでしょう。
☆いわゆる読み物
学部卒で受けた時はびっくりするくらい
何が書いてあるか理解不能な問題でしたが
今回はまだ読めるなという手応えでした。
でも、やっぱり問題は訳分からん難しさで。
とりあえず埋めていく感じでフィニッシュ。
去年は、本当に基準点以下を危惧しました。
※ でも実際は60%前後あった by開示
今回はもうちょい高い点数取れてるかなー?
☆リスニング
リスニングも去年は訳分からん状態でした。
多分ほとんど合ってなかったと思われる…
今年は読解と同様にまだ分かる内容でした。
TOEICよりは若干ゆっくりな気が?
リスニングはそこまで問題数はありません。
☆スピーキング
美術、音楽、体育は紛れもない実技教科です。
そのため、採用試験にも実技試験があります。
実は、英語にも実技試験がほぼあります。
英語はもしや実技教科なのかもしれません。
面接形式でスピーチとインタビューをします。
受験者は1人で試験官は3人(ネイティブ含)、
約10分ほどの実技試験となります。
スピーチはその場で発表されて発言します。
お題の紙が裏向けに置いてあります。
合図で表面を見て2分考えて2分喋ります。
前は考える時間が1分だったような?
テーマは簡単だったので案はポコポコ浮かび
さあ時間よやってこい!という感じでしたが、
話すターンが来ると一気に言葉に詰まり、
一瞬混乱してIt is important を連呼しました。
出だし転けた感は否めない出来でした。
2分間喋り続けて論理が飛躍しなければOK
私は喋り続けたし論理もまとまってたので
おそらくその点では大丈夫でしょう。(楽観的)
2分間のスピーチに続けてインタビューとして、
英語で考えを述べる問題が3問出されました。
内容は、
リスニングの能力を上げるためには?
スピーキングの能力を上げるには?
学習者の時に効果的だった英語学習ツールは?
というのを、
「生徒や同僚から相談された。」という、
まるで場面指導(説明式)のような設定で、
自分の考えなどを解答するという試験でした。
強面のネイティブが無表情で出題するという、
英語の実技試験ではお決まりの雰囲気でしたが
日本人の面接官はうなづいて聞いてくれていて
メモもしっかり取ってたような感じでした。
日本人の係員は一言も喋りませんでした。
おまけ
先生にも男女比というのがあります。
小は女性比率が高く正規教員の年齢も若め
中高にかけて男性比率が一気に高くなり、
正規教員の年齢層も高くなります。
理系は男性が優位、文系は女性が優位で、
英語は 男女比が4:6か3:7といったところです。
逆に社会科は9:1で男性優位だったり。
今年のAは女9男1くらいの差がありました。
Bは逆に男性の方が多かったのでは?
と自治体による差?も感じました。
'24教採最後となる面接は8月末に行われます。
